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五感を鍛えるぬりえジグソーパズル!?

2018/10/24

パズルが幼児教育および、大人でも脳トレの一環として有意であることは周知の事実であり、意欲や集中・やり抜く力(グリット)などの非認知能力・ソフトスキル身につく知育玩具としても有名。

そのため我が家でも以前、『夢中にさせて非認知能力を鍛える5つのコツ』でもお伝えしたとおり、1歳からパズルを与え続け、また聴覚的学習効率(論理的思考、左脳的な頭と使い方)を高める一環として数多くの新アイテムを使い続けております。

そんな中、今回は新しいチャレンジとして少々難易度が高い『ぬりえジグソーパズル』に挑戦!

家族総出で完全させた様をご覧ください。


■色が塗れるジグソーパズル

このパズル、柄は不思議の国のアリスのシーンを切り抜いたもので、遊び方は非常にシンプルで、ピースの大きさは10円ぐらい。

しかし何より最初はモノトーン(白黒)であることが非常に厄介です。

そのため、先ずは端の囲いと端以外のパズルに分け、分かりやすい端のパズルから組み立てることに。

しかし、たかが枠作りだと軽い気持ちで進めましたが、想像以上にモノトーン地獄が我々を苦しめ、結局この作業だけでも私と娘の二人掛かりで1時間以上かかり、イライラしながらやっとの思いで枠を完全させました。

しかしここからが本当の苦行。

見本の絵(箱のパッケージ)を頼りに一つ一つ組み立てて行くのですが、なんせ上下がわからなかったり、同じような柄が分散されたりと、見本があっても色々振り回されてしまう始末。

そのため、取りかかり約2時間半ほど二人でチャレンジしましたが、あまりの難易度にママも参戦し完全を目指しました。

3人かがり(途中娘は集中力を何度も失う)で約3時間かけ前半戦ともいえるパズル完全が終了。

この時点で心身ともに疲れましたが、ここからがある意味本番。

いったん近所の駄菓子屋で買ったホームランバーを食べて休憩と糖分を摂取して再開です。


■後半戦、賢いぬりえ指導

やっとぬりえの時間にたどり着きました。

またぬりえの色見本は何と箱側面にしかなく、かなり小さい!

しかしこれはあくまでも見本なので、参考にするレベルで確認をするところに留まり、基本は自由に配色する事にしました。

また配色にあたり以下3つのルールを決め、私と娘の二人で取り組みました。

① 枠をはみ出さない。

② 配色の基本ロジックを意識する。

③ 次組み立てる時、分かりやすく塗る。

①は集中して丁寧に取り組むための最低限ルール。

②は以前『色彩生理学から紐解く、色彩教育と絵のセンス』でもお伝えした内容通りですが、基本を崩すのもアートなので自分でバランスを取る(作品結果をコントロールする)ようにとアドバイスしました。

③はパズルとしての機能を尖らした考えで、自分以外の人でも楽しめる配色を目指しました。

そして、これらのことを頭に置き完全したのがこちらです。

よく見るとわかりますが、かなり雑に仕上げてます(笑)

これ視覚優位の子だとしっかり色を乗せて描くんだろうなぁと思いつつ、まぁ本人が良しとしたのでこれにて終了。

そして振り返ると、全体を通して約5時間かかった超大作ですが、別の見方からすると5時間も頭を使い続けたという知育効果やその後の愛着心などを考えると非常に良い費用対効果であり、効率の良い学習機会だったと思います。

そのため、我が家がパズル好きorぬりえ好きなら一度チャレンジしてみては如何でしょうか?

 

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