★駄菓子屋で算数!?
駄菓子屋という文化は昔懐かしく、私も幼少期に通っていたのですが、最近は見かけないというか、そもそも商売として成り立たない時代になった今日この頃。
そんな中、ちょっと前ですが思いっきり40年以上前の駄菓子屋をオマージュしたお店「順風堂」が近所にオープンし、娘と自転車を走らせて行ってみました。
■子供に優しい価格
ここで売られている駄菓子屋は全て税込み10円~50円くらいのもので、我が子は駄菓子屋慣れしているのかお小遣いと照らし合わせながらいくつかお菓子を買ってました。
娘と駄菓子屋に行ったのは初めて。
また買いたいモノが複数ある時、色々足したり引いたり品柄うまく合計額を合わせる作業は生活の知恵というか、活きた算数ですね。
私も懐かしさ含め、100円にピッタリ合わせるように購入しました。
■懐かしのゲーム機
ここのお店は何ともいっても10円で遊べるゲーム機が充実しているところで、40代の私が小学生のとき遊んだ機器がたくさんありました。
また我が子にしてみれば『新幹線ゲーム』のように10円玉がそのままゲームに使われているのが新鮮のようで、またお金が目の前で無くなる喪失感も初めて味わったよう。
またこのお店ではメダルが出てくるゲーム機もあり、これなんかはみんな知ってると思います。
このゲーム、獲得時の倍率が高いモノは当たり確率が低いことが解っていても二倍とか三倍とかには賭けたくなかったり、何度が遊んでいると『そろそろ9出るな』みたいな予想をしたりと、予測と勘を使って頭を動かすのも生活の数学ですね。
それとこのお店には獲得したメダルや金券で駄菓子が買えるルールになってます。
つまりメダル一枚=10円の価値であるワケ、我が子にもこのルールをしっかり伝えて遊ばせました。
要するに、投下金額と獲得メダル枚数の差が有る場合、当たったと喜んでも損をするケースがあるということ。
またメダルは10枚集まらないとお菓子に換えられないので、10枚数集めるまでに100円以上使うと結果的に損をするということです。
まぁ遊技料という見方もありますが、ちゃんと遊びとお金の関係を理解しやすいので、街のゲームセンターのメダルゲームやポケモンガオーラみたいなゲーム機より学習要素は高いと感じました。
これは野球のルールわからないと遊べないかな(笑)
そんなこんなであっという間にお金を使い果たし、ちょっと心残りが有りつつも資金ゼロの現実は帰られないので入店後30分程で帰宅。
また帰る間際、小学3年生ぐらいの男の子が大量にメダルを獲得しているのを見て大興奮!
この光景に少々の憧れを抱いたようで、ギャンブラー意識に火を点けてしまったのかと少しハラハラした1日でした。