コドモとココロ:子育てを科学して楽しむ!育児・知育・学力アップの論理的なアイデア

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コドココ理論 私の子育て観

教育の責任はどこに?そして何に責任を持つべきか?

2018/12/01

■すぐ会社を辞める第二新卒

ここ数年、大学などの学校を卒業して社会人になった人が半年とか一年ぐらいで会社を辞めてしまうという、いわゆる「第二新卒」という言葉が一般的となりましたが、この事象の背景には端的に2つの側面が隠れていると思っています。

①本人のモチベーション

社会人としての意識や意欲、またキャリアビジョンや将来の自分について軽視していることが原因で働くことに意欲が持てない。

また、苦労して勝ち取った内定ではない就職ケースだと会社の価値や得られる利得を見誤ることもあるかと思います。

あわせて、社会人に成り立てだからこそ、色々な可能性に触れたいというモチベーションが心と行動を動かし第二新卒化する可能性もあると思います。

②社内教育環境の優劣

学生感覚から抜け切れていない社会人一年生に対して、社会人としてのあり方やキャリアビジョンの考え方など、業務内容以外の学習機会を持てない職場環境が多々あると思います。

また多くの場合、初年度の半年以内に詰め込み教育をして、後の教育は現場にお任せという流れではないでしょうか?

ロールモデル(その人にとって模範となる人)がいない、会社成長していないといったことも第二新卒を生み出す要因だと思います。


■子育てにおける教育の責任

ここまでの話を子育てに置き換えた場合、自分ごと(親)として、どのようにしてコドモのモチベーション向上と良い教育環境を整えるべきか想像できたのではないでしょうか?

就職先とは違い、親も子供もお互い辞められない状況において、お互いがモチベーションを高め、お互いで教育環境を整えていく必要があると思います。

また親子関係において、確実にコドモのロールモデルは親です。

そのため、親が良いところ見せてお手本になる・・・というよりも親がダメなところを見せずに真似をさせないことの方が重要かも知れませんね。親はすぐサボるから


■生まれつきのものと過去の経験

またそもそも、生まれ持った気質や非認知能力、ソフトスキルが弱いことが原因で、やり抜く力(グリット)がないとも考えられます。

また正直な話、私も含めた親の気質や非認知能力が良くないケースもあると思います。

その基準を考えるとき、自分の過去を振り返って、自分の親は自分に対する子育てを成功させたかどうか?ではありませんのでご注意!

なぜなら、成功に関する明確な定義が無いので、ほぼ100%の人が自分が完璧であると思ってませんので、その要因に親の育て方があると考えているからです。


■結論(伝えたかったこと)

どのような場合にしろ、教育は親がコドモの責任を持つわけであり、血縁がつながっている限り、コドモが成人しても親子関係は継続するので、全て親が責任を持つぐらいの気持ちで子育てを進める必要はあ思います。

しかしながら、学びの場はたくさんあり全てを親がコントロールできないので、親は良し悪しや真偽の判断基準をしっかり教えること、すなわち道徳教育に責任を持つことが最善かと私は思ってます。

それはきっと、父親の役目ですね。

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