親子で作詞作曲ができるエリックカールの絵本
2016/08/25
エリック・カールの絵本といえば「はらぺこあおむし」が有名ですが、彼は絵本作家として数多くの素晴らしく、また色彩溢れる楽しい絵本を出版しています。
そんな中、今回紹介する絵本はエリックカールの絵本の中でもちょっと変わって「うたがみえる きこえるよ」をお勧めしようと思います。
この絵本の最大の特徴は、絵本の中で文字が書かれたページが最初の一枚しかないこと。
また登場する主人公は絵本の表紙にある真っ黒なバイオリン弾きの男性で、暗闇から現れた彼がこれから演奏する曲の説明をしてバイオリンを弾き始めます。
絵本の中ではバイオリンから出てきた小さな水玉のような模様が色を変え、カタチを変えながら様々なメロディーを奏でていきます。
■想像力で楽しむ
この絵の本は音を目で楽しむ絵本です。
そのため、ただページをめくるのではなくページごとに「これはどんな音かな?」とか「このメロディーはどんな気分になるかな?」と語り掛けたり、実際の音を鼻歌などで奏でてみることでイメージがふくらみます。
また我がでは色彩感覚と音感を鍛えるハイブリッド学習法を子育てに取り入れていること、「スズキメソード」のピアノレッスンで耳を鍛えているのでエリック・カールが世界を十二分に堪能できてますね。
またこの絵本は、親が一緒になって想像の世界を導いてあげる必要はありますが、慣れてくればゴドモだけでも楽しめますし、ゴドモが自分でメロディーやストーリーを考え楽しむことができます。
そのため読み込めば読み込むほど、たくさんの名曲が誕生しますね!