モノで釣る「しつけ」の終了
以前、モノで釣る「しつけ」の賛成論という記事にて、大きな目標に対してモノを使い承認誘導する事の有意性についてお伝えし、我が家では3歳頃から長らくの間継続しておりましたが、このところ9歳となり、ある程度客観的な思考と主体性を持った行動が出来てきたということもあり、娘と話し合いの結果、今後ご褒美を使った約束を止めることとなりました。
しかし〝止める〟という約束をコミットメントしてもらうため、最後に一番欲しいというモノをプレゼントしてます。
ちなみにこちらです。
まぁ安い買い物ではなかったのですが、タイミング的にも新しい決意を固めるには世かったと思ってます。
また我が家では、4歳の頃からお小遣い制を取っており、現在は毎週土曜日に200円渡し、オモチャやおやつなど、水分摂取目的以外の買い物は全てこのお小遣いで賄ってます。
そのため、娘は〝モノ〟を手に入れる手段がお小遣いを貯めるか、ジジババにおねだりするしかない環境となり、そのため今回の決断はある意味自分を追い込んでいるかたちとなります。
■本当に欲しいものとは何か?
何をするにも、目的と目標を意識して行動しないと、それはただ単純な〝作業〟となってしまいます。
そして、その目標達成により得られるものが、釣り目的のモノより魅力があればよく、またその価値をしっかりと正しく伝えハラ落ちすることができれば、モノは〝別物〟として捉えてもらえるでしょう。
また「モノを欲しがって動くのは幼児」だったり「モノが欲しいだけなら、もうこれ以上何もせず、今すぐ買ってあげるから諦めな!」というような動機付けをして行動の本質を理解させるしつけをし続けてます。
■しつけの本質
モノで釣るしつけがなければ経験できなかったことは多々あると思います。
しかし子育てには明確な正解がありませんので、私のやり方の良し悪しは正直解りません。
しかし、しつけは親が正しいと思う道徳に則り、しっかりと定点観測と軌道補正を進めさえ刷れば、モノで釣ろうと、甘やかそうと、何をしても良いかと思っておりますので、今回のお話は一つの例として受け止めていただけると幸いです。
まぁ何より、いつ何時でも、親子笑顔で居続けることが大切ですね。