選好の逆転
「目先の利益に目がくらみ、将来の大きな利益に目が行かない」
このような状況を行動経済学では『選好の逆転』と呼び、多くの失敗例に見られる現象です。
ダイエットや禁煙、芸能人の失態、会社の組織改革など、目の前のことを注視し過ぎるあまり、合理的な選択ができず、判断力が鈍ってしまうことは危険な魅力です。
そしてこのようなこと、コドモのワガママやイライラの原因で良くありませんか?
しかしコドモに合理的なことや将来の価値を伝えてもうまく動きませんよね。
それらの原因は知識と知恵不足。
またとあるモノゴトが、親が前回と「同じ」だと思っていても、ちょっとした状況や環境の差が原因で「違う」と思ってしまうのは頭の中で置換できない「経験不足」であるとも考えられます。
『知らないからできない』
『やったことがないからできない』
そんな時は【選考の逆転だ!】ということを思い出し心のブレーキを踏み、一つ一つ、言葉を省略しないで、根気良く教育をしていきましょう。
それが家庭学習だということですかね。