■科学的根拠がある学習法

復習の科学「シナプスの道」

復習とは何のためにやるのか・・・?

普通の人は「覚えるため」や「うまくできるようになるため」と答えるかと思いますが、私が先日コドモのお勉強を見ている時とっさに出た答えが特徴的だったので共有します。

■同じプリントが2枚目?

何気なくママが用意した算数のドリルに取り組んでいたら、全く同じ問題のプリントが2枚目現れ、娘は「また同じ問題やるの?」とボヤいた。

きっとこのプリントの意図は毎日一枚取り組むことで復習による学習効率を高めるもので、以前『人生で一番必要なチカラは記憶力』で紹介した忘却曲線の回復に役立てるの主目的だと思いました。

しかし制作者の意図と反して1日で全てを終わらせようとした娘にとっては退屈な作業でしかないというのが心情でしょう。

そのため、私は『シナプスの道』という例え話を使って〝今やる〟復習の有意性を伝えました。

■イメージは草むら

私は単純な作業ではなく、何とか意欲を持ってプリントに取り組んでもらうよう以下のような会話をしました。


 

「もしススキとか背の高い草むらで〝かけっこ〟することになったとき、凄いスピードで走れるかな?」

「走れない。ススキが邪魔だから」

私「では、一度ゆっくり踏み慣らして平らな道ができた場合、凄いスピードで走れるかな?」

「走れる。邪魔なススキがなくなったから」

私「そうだよね。このお話とこのプリントは同じで、頭の脳みその中に〝シナプス〟という、計算とか考える時に使う道があって、一度踏み慣らしておけばその道を覚えられるし、早く計算できるようにもなるし、さらに頭の中にある〝辞書〟(記憶のこと)にも早くたどり着けるようになる。だからもう一度やってみればさっきより早くプリントが終わると思うよ」

「じゃぁやってみるよ」


 

またこの会話の際に図解した絵はこちら。

娘はそもそも徒競走などかけっこに対する想いが強いこと、また〝シナプスの道〟という知らない言葉を使い知的好奇心を刺激したこと、わかりやすく図解して説明したことで腹落ち度が高まったと思います。

■結果、頭が良くなるイメージが可視化できた

例え話や比喩表現は、難しいことを相手のレベルに合わせて話を作り込むことで、幼いコドモにとっては非常に有効な情報伝達手段です。

またやる気や意欲は目標があることで熱量が高まるため、どこに目標を持たせるかが重要であります。そのため

「頭が良くなりたいならシナプスの道をたくさん創ろう」

という目標設定は当面うまく効きそうです。

 

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