美味しさは素材より見た目が大事?【感情は現実を超えるシリーズNO.1】
2018/12/06
突然ですが、コンビニで売っているとり五目おにぎりのイメージはどちらでしょうか?
先日、セブンイレブンに行ったら“三角”のとり五目おにぎりが売っており、正直一瞬「美味しそうに思えない」と感じてしまいました。
そして実際に食べてみたところ「美味しそうに思えない」という感情が邪魔していたことが原因なのか、まったく美味しいとは思。思えませんでした。
なぜなのか? あのセブンイレブンなのに? とり五目のような“ハズレなし”メニューなのに??
そして、この【感情】を詳しく調べるため、別の日に今度はファミリーマートの2つ食べ比べたところ、やはり『味』以外のモノや【感情】が邪魔をしてセブンイレブンのとり五目おにぎりに良い評価をつけられませんでした。やはり駄目ですね。
しかしこの【感情】って一体何なんでしょうか?
■どっちがパーティーに相応しいのか?
もう一つ、別の観点での身近な気づき。
『ナビスコリッツ』は誰もが知っているクラッカーの王道。
しかし今、ヤマザキビスケットから『ルヴァンプレミアム』という『ナビスコリッツ』と全く同じ形のクラッカーが売られている。パッケージの色も同じ赤系だ。
そしてもし、あなたが『超久しぶりに』どちらかのクラッカーを購入しなければいけないとき、どちらを選ぶでしょうか?
『実績』『ブランド』『形』『価格』『味』・・・?
この選択には様々な選理由があり、その中から優先順位を決め判断を下さなければならないとき、何を基準に選ぶことが幸せなのかは非常に悩みます。
またこの時も、全とり五目おにぎり同様、【感情】が意志決定の要因として組み込まれているということが理解できるでしょう。
■美味しさを決める【感情】
2つの例について、とり五目おにぎりではセブンイレブンの方は『今までの成功体験』がなくなり、なおかつ『ビニール梱包から取り出す手間』が増したこと、さらに『海苔の量が減った』もしくは『海苔の量が三角おにぎりシリーズと違う』ことが【食べる前からの減点】を生み出したと思いました。
またクラッカー対決については、私自身どちらでも良いので『価格』が意志決定要因となりますが、普段から購入している人にとっても『箱の色』『クラッカーの形状』『製造メーカー』といった【味以外要因】が意志決定に影響を与えていると思います。
このような感情は、いわば人間として【当たり前】であり、日常生活でもよくあることです。
お店の外観なInstagramでみた写真の雰囲気だけで評価してしまうこと、スーパーで賞味期限切れ間近の『おつとめ品』を購入し、食する時に高級な食器に移し替えキレイなテーブルセットでクラシック音楽を流しながら嗜むと美味しく感じてしまうなど。
人間というか【脳】は事実より見た目や見た目から得た【感情】を優先してしまうこと、またこの【感情】を優先した意志決定が様々な生活を支えていることも一つの事実なのです。
■まずは学習を!
そしてこの【感情は現実を超える】という事実、非常にコミュニケーションにおいて重要だと私は考え、またこのことは感情を重視するコドモをコントロールする上で注視すべきことだと思ってます。
そのため今後、この【感情は現実を超える】に関する内容をシリーズ化し、詳しくお伝えしようかと思ってます。
・・・とその前に、Netflixの『みんなでビックリ大発見』という番組シリーズに【意外と強い感情】という番組があります。
この番組は色々な不思議な事を実験しているので非常に役に立ちます。
是非この番組で予習をしておいてくれると助かります!
Netflixで「みんなでビックリ大発見!」をチェックする:
www.netflix.com/title/80215086