コドモとココロ:子育てを科学して楽しむ!育児・知育・学力アップの論理的なアイデア

認知心理学・色彩心理学・行動経済学などを活用して、論理的に子育て・育児やしつけ、学力アップ、非認知能力、ソフトスキルを磨き、自己肯定感を持って社会で生き抜く力を育む。コドココ理論育児 知育アイデア 国旗 学び方を学ぶ

コドココ理論

高学歴なのに残念な大人にならないためには?

皆さんの周りに〝頭だけ〟良い人っていませんか?

また、仕事はできるんだけどコミュニケーション能力が低かったり、すぐ怒ったり切れたり…。

単純に考えて、頭が良いのであれば、ある程度ケーススタディや予測脳力の高さを活かして問題発生を防ぐことができると推測できるはずですか、残念なことに学歴とコミュニケーション能力は相関しないようで、一部の人は常人?では考えられない行動で悩まされたりします。

これは何故なんでしょう?その答えは以下のサイトを見れば答えのヒントが見え隠れします。

脳を育てる=心を育てる、キレない子にするための脳の育て方
https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1437716350156/

目次

・「キレない」ために大切なのは、脳の前頭前野
・「遊ぶことは学ぶこと」なのは、前頭前野の連携を鍛えるため
・キレにくい子に育てるには、扁桃体の暴走をコントロールさせること
・幼児期のやりたい気持ちを尊重することが脳の健やかな発達につながる

こちら目次にもありますように「幼児期のやりたい気持ちを尊重することが脳の健やかな発達につながる」という部分を深堀りすると、高学歴の人は幼児期から半ば強制的にハイレベルな教育を受けているがゆえに「遊ぶことができない」「好きなことができない」というストレスが扁桃体を育てることができず、学力(知識の記憶や使い方)のみ長けてしまっていると考えられます。

またこんなことも書かれておりますよね。

子どものときに虐待を受けると、脳の一部に発達障害を起こす

ここでいう〝虐待〟とは、国や自治体で定めた過度な範囲のみならず、〝嫌だと思う体験〟を受け取った人の感じ方次第で虐待と同じ負の効果を与えてしまいます。

つまり端的にいうと「勉強しろ!」という言葉も、コドモの心的ダメージとしては〝虐待〟と同じように受け取れているということであり、脳へのダメージとは〝ストレス〟が一番の原因である訳だから、親からのプレッシャーが切れる・情緒不安定・不安障害やうつ病といった残念な大人になる要素が育まれてしまっている状態にあるわけです。


■残念な子育て

ヒトは【目的】がないと【意味】を見いだせず、また【目標】がないと【意欲】は高まらず、これらが無い状況やコドモが理解していない状態は【命令】でしかないモノ、ストレスを与える原因となります。

何より【ストレス耐性】の強弱が残念な大人の境界線にあり、また親のストレス耐性が弱い場合、親は何かにつけて怒っているので、結果としてコドモのストレス耐性も弱くなるという因果関係を作ってしまいます。

また【心配性】もストレスの原因で、こちらは【恐怖】という〝予測系ストレス〟を与えている状態になります。

こうなると、恐怖に打ち勝てない、何をするにも慎重、結果として一人では何もできない残念の大人に育ってしまいます。


■私の子育て実践法

私も人なりの親なので、コドモの学力を高めたいと考え、以前「将来成功者になる子育てとは?」もお伝えしたような「エビデンスに基づく教育(Evidence-Based. Education, EBE)や非認知能力を鍛える子育て」を実践してます。

また子育て方針として『社会で生き抜くチカラを育む』を掲げておりますが、こちら詰まるところ【ストレス耐性】を育んでいると言ってもおかしくありません。

『弱い犬ほどよく吠える』という言葉があるように、無意識レベルで攻撃が最大の防御策だという認識を持たないように、親も吠えない子育てを進めて行きたいですね。

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