子供はあなたの所有物ではない
2018/08/04
とりあえず、親としては見ておかないといけないようなタイトルに惹かれて只今第一シリーズを見ています。
現時点のタイトルと概要は以下の通り。
これらは前提として全て悲しい子供達が主人公のお話で、親が気付けない大切な想いなどを客観的かつ感情移入して観ることができます。
また『母のリモコン』では、強制的に母の言いなりになり趣味も友達も恋人も失う主人公の辛い心情を描写し、時に美しく綺麗な映像でコドモの切なさを垣間見ることができます。
次の『猫の子』では、闇雲に勉強を強制させられる家系や習慣の中で、学習障害を持ちただお母さんのために頑張る息子の様子から、学習の重要性を考えさせられる作品です。
そして今週配信の『モリーの最後の日』では、突然何の前触れもなく飛び降り自殺をした娘の心情を知るため、最新の科学技術で亡くなった子供の脳から記憶を取り出し理由を見つける母親の話。
■教育ママの在り方
どの作品も母親が異常なまでに子供の成績を気にして毎日激を飛ばしている。
きっと今の台湾を反映している作品で、また世間体まで気にする学歴至上主義な環境下で子供達は何のために学び続けるのかを探し苦しんでいます。
私も我が子にできる限りの教育と未来の選択肢を与え、社会を生き抜く力を育めればと思ってますが、一方でこれらの想いが一方通行であることもどこかで認識しており、これらの映画を見たことで、時折コドモを甘やかすことで勝手に精神的なバランスを取って要るのかと思えました。
またその勝手が心理行動がコドモに迷いと悩みを持たせる原因になっているとしたら、どう接して共に成長していくことが家族にとって、また社会にとって幸せなのかを考えさせられます。
■シリーズ1は全五話
全シリーズ共に、ユートピア(理想郷)の正反対の社会を指すディストピア(暗黒郷)というキーワードがついております。
また反面教師という言葉があるように、とりあえず全ての作品を観て自分なりの答えを出そうと思ってます。
オススメとまでは言い切れませんが、我が身を正すためにもぜひ試聴してみてください。
Netflixで「子供はあなたの所有物じゃない」をチェックする:
www.netflix.com/title/81000509
※NETFLIXは30日間無料試聴ができます。