■科学的根拠がある学習法 ハイブリッド学習法 本&ドリル、知育玩具レビュー 育児・知育アイデア 色彩 非認知能力
能力開発を加速させる!ハイブリッドな知育法【色彩編】
2016/08/09
幼児教育では、コドモが賢く育つ基礎である三大能力(認知能力・非認知能力・記憶力)を効率よく鍛えることが成功への近道だと言われております。
そのため今回から私が独自に考え実施している複数の能力を鍛える手法=ハイブリッド知育について、先ずは第一段【色彩】を中心においた取り組みをご紹介します。
■色は全てを表現する。
先ず、以前からお伝えしているように色彩は人の性格や感情を読み取ることができる万能ツール。
また絵画も映像も想像も、無彩色(白と黒)含め必ず着色さている訳であるし、言葉にできない表現や思いを絵や色で伝えることができる優れモノ。
そのため色彩学は心理学理論同様、人間のコミュニケーションに必要不可欠なものだと思っており、色を知り意識することで様々な五感を刺激すると思ってます。
■色を知らなければ見分けたり、使い分けられない
また色の微妙な違いや多配色効果を捉えコントロールできるようになるためには、先ず色の名前や種類を覚えて目と頭を鍛えなければなりません。
そのため我が家では以前お伝えした色彩を使って子育てを科学する方法とあわせて、最近は以下の本を使い100種類の色について理解を深めてます。
この本では、実際に色が使われているモノや絵などの写真を使って色の名前や意味・歴史を学べる超オススメな優れモノ。
また色の名前に漢字が使われてますが、我が家では付箋紙でフリガナを振って全ページコドモでも絵本のように見て楽しめる工夫をしてます。
うちの理子さんは絵本感覚で読んでますね。
また建物や花の写真がとてもキレイであること、ゴッホの絵やマティス、フェルメール、葛飾北斎の絵画を使って代表的な色彩を学べるのはお値段以上です。
■色を使ってハイブリッド知育!
先ず毎日のように観たり本に出てくる色の名前を出すことで色の学習効果を高めのは基本です。
また我が家では毎朝のお勉強で使う色と配色、最近では「戦いゴッコ」でイロイロな色に変身する事でパワーアップするみたいな遊びが流行ってます。
例えばこんな感じ・・・
・変身する前→サファイアブルー
・変身後→マラカイトグリーン
・スピードアップ→マゼンダ
・ジャンプ力アップ→勿忘草色
・最強変身→漆黒
毎回、微妙に違います(笑)
こないだは、たまたま地元レクリエーションまつりがあってスポーツチャンバラを体験できるところがあり、イロんな色でパワーアップしながらフルボッコにされました。
また悪者役の私も毎回何らかの色になり、変身を繰り返しながら戦ったり、
自宅内では本を読み返すとパワーアップするという謎のルールを私が作り、戦うという身体能力向上と合わせて色彩の学習、また意欲や競争力などの非認知能力を鍛えることにも役立ってます。
しかしこの戦いゴッコは特殊過ぎですね。(笑)
ハイブリッド知育はなんと言っても屋外遊び。
特に野山や公園はたくさんの草木や花があるので色彩(植物)のお勉強にピッタリ。
また公園はカラダを使って遊べますし、何より色を探す競争や鬼ごっこなど、非認知能力を鍛える遊びも混ぜ込めますね。
我が家だと酒匂川左岸サイクリング場がハイブリッド知育の定番コース。
ここは変わり種自転車にたくさん乗ることができ、自転車レースをしながら花を探したり、勝手に近くを走るチビッコをライバル視して必死に追い抜いたりと意欲や持続力、やり抜く力といった非認知を鍛えられます。
直近だと春の花を見つけながらのサイクリングで、花の名前はGoogle先生の画像検索を使って調べたりしてます。
Dandelion flower ※タンポポ定番の黄色ですね。
また太陽光を受けてとても栄えて見えます。
こちらは緑の芝生に目立つ花で、広い公園の中でも一カ所しか咲いてなかった。
なので競争のゴールにしたりと目印として役立てました。
今は3月なので桜の前に春を感じる花。
色は日本の伝統色「紅梅色」かな。
この色(花)は色の名前Bookにも掲載されていたので理子さんはちゃんと見分けられましたね。
Yellow Mustard ※カラシナこれはビックリ!カラシのもとの花みたいです。
しかしこの日本の伝統色「芥子(からし)色」は花の色じゃなくて食べ物のカラシのよう。
またこの花の色とタンポポの色の違いを見比べたり、二人乗り自転車(イナズマン)と色を比べたりと、黄色の違いについて学びました。
因みに、この写真は私を轢き殺そうと必死に突っ込んできている様子。
私もぶつからないと必死に逃げて難を逃れ続けましたが、私はフェイントを内輪差や旋回の限度を考慮して理子さんの可動領域を外してポジションチェンジしながら、理子さんへは私を目掛けて走行できるよう旋回方向の指示やスピードと遠心力の関係を教えてました。
そんなこんなで10分以上続いた生死に関わる争い、本当にシンドかったです。
■ハイブリッドは親も必死
ハイブリッド知育は原則、遊びと遊び心が重要で、また〝やらせる〟のではなくいっしょに楽しむことや本人がやりたい事に寄り添うことが絶対条件です。
なので、親もかなり頭を回してハイブリッドに働き掛けをしなければ成立しません。
知識やアイデアを投げ込みつつブースト(夢中にさせて非認知能力を鍛える技)を仕掛ける。
まぁ急がず少しずつハイブリッド感をかけていけば良いのでご参考までに!