【NO.2方法編】頭の回転を効率よく鍛える
2016/08/25
前回の【No.1理解偏】では、頭の回転は生まれつきの才能ではなく鍛えれば鍛えるほど良くなることをお伝えしました。
また幼児教育や子育ての中において、脳が一番発達している10歳までにグルグル回して熟練度を高めればその後の人生に大きく影響を与えると科学が証明済みです。
そなため今回は【No.2方法偏】として、日頃の子育ての中でも簡単に頭の回転を鍛えられる3つの方法をお伝えします。
■今日からできる3つの方法
1.絵本の読み聞かせる
話し言葉を聞くことは音を速やかに処理する練習になります。そのため、多彩な言葉に触れた子供ほど、脳内に多くの言語パターンを蓄積するようになり自ずと頭の回転に影響を与えます。
また話し言葉の音波処理は人間の脳にとって最もスピードが必要とされる仕事となり、話し言葉を耳にする機会が恵まれていればいるほど、コドモの脳はスピーディーに音を処理する経験を持てるという訳です。
2.新しい場所へ出かける。
新しい場所への行くことで新たな情報刺激を得て脳を活発的に働かせることにつながります。
また新しい場所には不明確なことが多いため、既知の情報と経験をもとに頭を回転させて理解を深める思考が半強制的に働きます。
また同じ場所に行く場合であっても、いつもとの違いを探したり新たな発見を見つけることで頭の回転を鍛えられます。
3.自由に絵を描く。
絵を描く為には知識や経験を呼び起こしたり、これからの未来や非現実的なことを想像することが必要です。
また実際に絵を描く際に手を動かすことや色彩豊かに描くことはハイブリッド学習法の効果にもつながるため頭の回転は更に加速します。
しかし自由と言われるとアイデアが浮かばないケースがあるので、そんなときは「お題」を渡せば閃きが生まれチャンクの形成につながるでしょう。
■大切なのはコミュニケーション
3つの方法に共通することとして、親がコドモに様々な観点でモノゴトを捉えられるよう声掛けをしたり、やる気や意欲を高めるようブーストを掛けることは必須です。
コドモはまだ自ら学ぶことが苦手なので親が声掛けをする事で自然と生活の中での学習方法を身に付けるようになります。
何より、目の前に広がる学習教材を使って親から沢山のことを学ぶ経験が一番大切。
お金で買えない価値はここにありますね!
■今回のまとめ
子育ての中で普段当たり前のように取り組んでいることへ、少し工夫を加えるだけで育脳効果が強まり頭の回転も鍛えられるようになります。
また頭の回転はたくさんの情報刺激を取り入れ試行錯誤をすればするほど鍛えられるので、たくさんのコミュニケーションを取り豊富な知識と価値観を持てるようコドモを見守り続けることが良いかと思ってます。
そして次回は、今回紹介した「3.自由に絵を描く。」について独自に編み出した具体的な方法を【No.3実践偏】としてお伝えします。