スーパーボール作りに挑戦!【サイエンス祭り!! in ビナレッジ】
2020/11/16
神奈川県では夏休み期間中『サイエンスサマー』と銘打って各地で科学にまつわるイベントを数多く実施してます。
かながわサイエンスサマー - 神奈川県ホームページ
そんな中、本日は神奈川県海老名市にある『ビナジレッジ』で開催されている【サイエンス祭り!! in ビナレッジ】で、スーパーボール作りにチャレンジしましたのでご報告します!
■なつやすみこどもまつり開催中
今回はこのイベントに参加し、たくさんの科学実験を体験し、驚きと興奮の目白押しでした!
こちらは人口イクラ作り
こちらは片栗粉を水に溶かすしたもので、チカラ加減によって固くなったり柔らかくなったりするのは不思議ですね。
またサイエンスショーとジャクリングショーもやっていて、ジャクリングショーではステージパフォーマンスに参加させてもらいました!
■スーパーボール作り
先ず今回のお目当て実験『スーパーボール作り』は至って簡単で、洗濯のり+飽和食塩水をかき回せば出来上がり、色付けに絵の具を足してカラフルに仕上げられます。
手順として、先ず洗濯のりと絵の具をかき混ぜます。
洗濯のりはPVAという原料じゃないとダメみたいです。
キレイに書き混ざったらその後、飽和食塩水を入れてゆっくりかき混ぜると割り箸にドロッとした塊がまとわり着くので取り出します。
この塊を指で丸め、キッチンペーパーで水分を取りながらコネコネ丸めていきます。
ある程度水分が取れてきたら手のひらでコロコロ回して形を整えて行きます。
また水分は完全になくなるまでかなり時間がかかるのでこまめに拭き取りながら丸めると良いそうです。
この作業、以外と地道ですが根気良く続けないと丸型を維持できないので乾くまで手のひらでコロコロ回しておいた方が良いですね。
また今回は藍色と黄色のスーパーボールを作り二人で終始コロコロしてました。
■原理は『塩析』
なぜPVAのりからスーパーボールができるか?というのが学ぶべき科学実験の目的です。
先ずPVA(ポリビニルアルコール)は水に溶けやすい物質で衣類や洗濯でも使っている物質なので身体にも環境にも優しいものです。
しかし『PVA+水』の結び付きより『塩+水』の結び付きの方が強いのでPVAに飽和食塩水を入れるとPVAと水が引き離されPVAのみが抽出できるというものです。
そのためPVAのりに加える飽和食塩水の塩分濃度が低いと失敗するらしく、我々も一回失敗しました。
しかしこの実験というかスーパーボール作り、結構面白いので今度我が家でもやってみて、コツを掴もうと思います!!