コドモが描く初めてのマインドマップ!?
2017/07/09
ある日の夜、いきなり机に向かって何か夢中に書き出しているのて覗いてみたところ、なんと見様見真似でオリジナルのマインドマップを描いていた!
そしてセントラルイメージ(タイトル)を確認したところ、どうやらお友達をたくさん作りたいようです。
マインドマップは以前『色彩を使って子育て科学する』でお伝えしたように、想像力やロジカルシンキングを養う思考法で、以下のようなノートを取り、中心から放射線状に言葉をつなげて情報をまとめたり、アイデアを広げるノート術です。
まぁ私がマインドマップ使いであるので、日頃目にする機会が多いとはいえ、自分からマインドマップ(もとぎ)を描くとはたいしたものです(笑)
■教育指導は本格的に!
私は「マインドマップアドバンスプラクテショナー」という資格を持っており、一通りマインドマップ思考法や描き方のコツを教えられます。
そのため今回は私はあくまでも手助けするという立場で、また大人へ指導する方法と同じように教えるようにしました。
そして、ひとりでアイデアを出し切ったところで私にヘルプの声がかかったということで、ここはプロとして適切な指導をすべしと、先ず出たアイデアに数字を振って数えるように伝えました。
この番号をふる行為は、アタマを一度落ち着かせることと、番号をふりながら再確認して心に刻みやすくする事が目的。
次にグルーピングするため、すぐできることや難しいこと、また優先すべきことにマーク(しるし)をつけてから、一緒に全体を客観視するにしました。
けっこう良いことが描いてありますね!
③の【みんなの知らないこといっぱいゆえ】は「ねえ、この話知ってる?」というよえなイメージらしく、この対策は今我が家でハマっているアメリカ式ジャンケンをみんなに教えることにしました。
⑥の【こまったらたすけあういっぱい】ってのは良いですね。
友達作りはなにも一人で取り組まなくても良いワケであり、色々人と助け合うみたいです。
全体を見直し客観視した上で更なるアイデアが出てこないかを考察したところ、チャンクアップした(上位概念の)とても素晴らしいアイデアが生まれました。
そう、先ずは誰と友達になりたいかを決めて狙い撃ちした方がよいですね。
そして更にブランチは伸びました。
集中するということ、それは優先順位を上げたってことですね。
そしてその後アイデアをつなぎ合わせる(アソシエーション)するため、オレンジ色の蛍光ペンで関連あるもの同士をつなげ、最重要事項にピンクの蛍光ペンでハナマルをつけました。
この考察の結果をまとめると以下の文章ができました。※親の翻訳
⑩1組と3組(自分と違うクラス)にスタンバイして、⑬先ず友達になりたい人を集中して探す。そして③みんなが知らない〝アメリカジャンケン〟を使って声掛けをし、また⑥友達とたくさん助け合って友達を作る。
ひとつの答えが出たことは何よりですね。
■アイデアブックの作成
せっかくオリジナルマインドマップが出来上がったので、急遽私愛用のクリアファイルをプレゼントとしました。
また名前を「アイデアブック」とし、まだカタカナがうまく書けないので見本を見ながら完全させました!
そして翌日、私が仕事から帰ってきたら新たなマインドマップができてました。
考えることが楽しくなったかな?
また〝④しっぱいしてもさいごまであきらめない〟ってのが良いね!
■まとめ
マインドマップの公式ガイドブックなどでは、マインドマップは小学4年生ぐらい~始めると良いみたいなことが書かれています。
この理由はきっと、脳の発育を考慮していると考えられ、10歳を越えると客観的思考ができるようになるからだと思います。
しかしマインドマップは描くことが目的ではなく、脳の活用効率を高めたり可視化する事で忘却を防ぎ、尚且つ関連性を見つけるための思考法であるわけだから、年齢問わず活用すべきツールだと思います。
また日頃から、マインドマップ的思考法を使った会話をしていたり、私がマインドマップを描いている姿を見せていることも良い刺激になったでしょう。
そして今後、本当(一番脳に取って効率が良いこと)のマインドマップ思考法を少しずつ教え、我が家が目指す『社会で生き抜くチカラを育む』ことに近づけば良いかと思います。
■オマケ
マインドマップを学びたいなら、先ず原理原則と基礎を知るため下記本をお読み下さい。
その後マインドマップの創始者トニーブザンの元で学んだマインドマップトレーナーのから学ぶことをお勧めします。
ちなみに私は「マインドマップの学校」を運営している塚原先生からミッチリ教えてもらいました(笑)