コドモとココロ:子育てを科学して楽しむ!育児・知育・学力アップの論理的なアイデア

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子育て科学

働くのは何のため?

知らなかったのですが、最近「保育園落ちた死ね」という流行語大賞にもなった待機児童問題に変化が出てきたようです。

こんな記事を見つけました。

記事によると、保育園に入れなかったという「不承諾通知書」を会社に提出すれば、法律により最長2年まで延長できるそうです。

またこの制度は待機児童問題が浮き彫りになるかなり前からあるようで、背景には育児休暇を取得できる企業が増えた結果、意図的に内定辞退して期間延長をするとうワザが目立ってきたと推測できます。

そして端的にいうと、家庭環境の格差が待機児童問題の輪の中で新たな火種を作っているようですね。

■ 何のために働くのか?

色々な家庭環境がある中で、働く目的は色々あると思いますが、私が思うところ、どこまでの将来を見据えた行動であるかが重要だと思ってます。

そのエビデンスは以下の記事。

こちらも

ふたつの記事から得られる情報をまとめると、コドモとの生活やコドモ将来のためにとコドモとの時間を犠牲にして働き、生活を潤す収入や親が労働により得られる快楽が増える反面、コドモにストレスが蓄積されることで脳の発達が遅れ、結果としてキレるコドモやアダルトチルドレン(精神的に未発達な大人)になる可能性が増えているようです。

またこの機会に、以前書いた発達課題についての記事も確認していただきたい。

幼児期のストレス問題と発達課題というダブルリスクを回避するには、少なからず親に知識と技術と時間が必要であると考えられます。

しかし現在、日本における60%以上の世帯(主に高齢者は除外)が共働きとなっている状況において、特に幼児ストレスの蓄積は目に見えないモノでもあり、もしコドモが〝良い子症候群〟に陥っていたら、忙しい親だとコドモのストレスに気付かない状況が続いてしまうでしょう。

この大きな問題をどう捉えるか?

■未来のために働く

ちょっと話を我々親の方に焦点をおきます。

昨年流行語大賞にも選ばれた「人生100年時代」という考え方は、老後の人生をどう生き抜くかという命題について考えさせられます。

また老後の人生設計ができていなかったであろう諸先輩方は年金だけでは暮らせず、場合によっては孤独死という最悪のケースも良く耳にします。

そのため長い老後の備えとして今働いている人も居るかと思いますし、少なからずコドモに老後を面倒見てもらえるよう仕込みをしている人も居るかも知れません。

どのような理由にしてもヒトはいつかの未来のために働いているのでしょう。

■両方に共通した解決策

ここまでに「幼児ストレスと発達課題」、また「人生100年時代」というどこかつながっているような話題をお伝えしましたが、両方が抱える問題を解決する方法は、私が思うところ『働き方改革』の中に答えがあるのかと思ってます。

私の勤める会社では『フレックスタイム制』であり、かつ『副業OK』なので、育児や親の面倒をするため出勤・退勤時間をずらしたり、副業として本業が終わった後や週末に本業とは違う仕事に携わっていたりします。

また私は定年後でも独りで稼げるだけのチカラを今から鍛えるという意味で副業も心理学などの学習も続けていたりします。

このようなことは、本業として勤める会社の理解があってこそだと常に思ってますが、このような会社や働き方が当たり前になった時、世の中は大きく変わると感じております。

また20年後、7歳の我が娘が27歳になったとき私は63歳なのできっと生きていると思いますし、今では考えられないような育児(結婚していたらですが)の課題や将来の悩みを抱えるかも知れません。

私はこのような人生サイクルを結構意識して働いてます。

そのため、もし私に「働くのはなんのため?」と質問されたとしたらこう答えるでしょう。

「今も未来も、私とわたしの大切な人達が後悔しないため」

それにしてもまだ今生きてきた年数以上生きると考えるまだまだ悩む。

 

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