知識と知能と知恵の違い
みなさん今回はとて重要で基礎的な内容です。
〝知識〟〝知能〟〝知恵〟
この違いをはっきりと意識して使い分けてますか?
これ、理想的な学習能力や道徳を《教える》時にこの違いをはっきりと意識していないと効率は高まりません。
そのため今回はこの〝知識・知能・知恵〟に関して私なりの解釈を含めてお伝えします。
■〝知識〟は単なるデータ
知識は名前の通り《識別できるもの》なので意図的に覚えることができます。
簡単にいうと辞書や図鑑に書かれているとので、《知っている or 知らない》という単位で数量を計れますね。
■〝知能〟は覚えた知識や能力を使いこなす能力
知能も単純に《知識+能力》であり、何をどれだけ覚えているかのテストした【IQ(知能指数)】で良し悪しの判断ができます。
またもし知ってる知識を必要な時に思い出す【記憶力】も知能に含まれた能力ではないでしょうか?
記憶力に関しては過去にじっくり語っており、私は人生で一番必要な能力だとも思ってますのでぜひご確認ください。
■〝知恵〟は【応用力】
最後の知恵は知識の使い方の違いです。
何かをやるときに通常の〝知識〟を使って対応するのではなく、全く違う新たなやり方を考えたり、全く関係ない〝知識〟と〝知識〟を組み合わせて《新たな価値》を見出したりする《能力》のことです。
そのため〝知恵〟を使って作られた《新たな価値》はこの後ほかの人が使える知識となり、このような《自分で作った知識》をたくさん持っているひとが《知恵袋》と呼ばれている人々ではないでしょうか。
■大切なのは知恵を育むこと
ここまでの流れを踏まえて、私の子育てテーマである『社会で生き抜く力を育む』では、知恵を育むことを注視してます。
またその知恵を創り出すために必要な素となる知識が何なのか?
どういう知能を育て続ければ知恵を育むことに繋がるか?
について、私自身が知恵を絞っている状態ですね。
そのため、例えば知育玩具にしてもマニュアル通りにやれば知識や知能を育むことはできるが知恵までは届かないと私は思っており、如何に遊びをアレンジするかや、あきない為にはどうしたら良いのかを考えるべきだと思ってます。
あと良く〝鬼ごっこ〟が良いと言われているのは知恵を育むからでしょうね。