なぜ全米40万部も売れたのか?~アイデアたまごのそだてかた~
『科学が教える、子育て成功への道』という以前ご紹介した本の中で大絶賛されていた絵本『アイデアたまごのそだてかた』を購入してみた。
そのため今回はタイトルでお伝えしたように、絵本の内容というより『なぜ』に焦点を当てた内容をお伝えします。
■簡単なサマリー
先ず、この絵本の商品紹介をみてみましょう。
■アイデアたまごのそだてかた 商品紹介(Amazonより抜粋)
なにか いいことをおもいついたとき、 きみならどうする?
しかも、そのアイデアが、かわっていたり、むちゃだったりしたら?
かくす? わすれる?それとも、じぶんのアイデアではない ふりをする?
この絵本を読むのに、年齢は関係ありません。
もし、あなたが一度でも、夢みたいなアイデア、へんてこなアイデア、
だれも理解できないようなアイデアを思いついたことがあるなら、
これは、あなたの物語です。
この紹介からわかるように、自分が新しいアイデアを思い付いた時にどうすれば良いか?についてアイデアをもらえる本です。
またアイデアがどう成長して、最後にどうなるのかについて非常にわかりやすい絵と内容にまとめられております。
しかし正直、私は思った以上に心を打ち抜かれませんでした。
なぜなんだろう?
それは私が変わった現実主義者だからかも知れませんし、常にアイデアたまごを育てているからかも知れません。
・・・で、私のことはさておき、売上部数から推測ですがこの絵本には確実に多くの人の心を動かして、また新たな価値観を与えるような衝撃的な何かが秘められているのは事実です。
その事実は何であり、またどう捉えるがが今回のテーマです。
■結論、誰とシェアするかが重要。
この絵本に描かれているお話はごくごく当たり前のことです。
しかしその〝当たり前〟を忘れていたり気づいていない人が先ず衝撃を受けるでしょう。
またその当たり前のことを小さなコドモでも理解できる絵と言葉で描かれていること、またデザインの寒暖もしっかりいること、そしてアイデアの本質や役割を視覚的に表現できているため大絶賛されているかと思います。
さらに、この絵本の内容がシェアした人たちの間で『アイデアたまご』が共通言語となり、例えば『アイデアたまごを見つけてみよう』や『そのアイデアたまごはどう育てる?』、また何かをする前に『それにアイデアたまごはないかな?』というような会話ができるようになれば、困ったり迷ったりしたときレジリエンスするアイデアとして使えます。
そして何よりアイデアを生む素晴らしいや想像力と創造力の6Cs(Ceative&Innovation)を鍛えることが誰にでもできるようになることだと思います。
そのため我が家でも早速『アイデアたまご』を会話の中で使い始めましたし、時々読み直ししてアイデアについて考える機会を増やし、〝頭を使う機会〟
良いツールを手に入れました。
この使い方なら一家に一冊あっても悪くないですね。