「だって!」や言い訳は、心でそれを認めた証拠
合理的な判断ができない子供や未成熟な大人の多くはよく言い訳を言います。
その背景には情緒的なことや、該当項目以外の要因が含まれていることが多々があったり、そもそも価値観が違うなどの問題が見え隠れたりしています。
しかしながら多くの場合、言い訳が出た時点でそのモノゴトについて無意識レベルで認めていると私は考えてます。
なぜなら、その言動や本質を注意深く洞察すると「反論」とは違う内容であるからです。
■言い訳が多い人の行動特性
特に、すぐネガティブなことやを言い出す人や、リスクを強調するひとは、「どうすれば良いの?」とう代案がないまま理論武装をしてきます。
例えばコドモだったら本質に「面倒」であったり「他にやりたいこと」があったり...。
大人のケースはさらに悪質で、「無知」や「実力不足」をバレないような動きだったり、またビジネスの世界だと「自分都合」と「会社都合」を履き違えている人、〝権威〟を使って押し込んでくるケースも多々あるかと思います。本当に厄介ですよね。
■効果的な対応策
まず、パワフルな言い訳攻撃が発生しているにおいて、その発言者は冷静を失い感情的になっています。
その状態において「まず落ち着いて!」というような言葉を使うことは更なる怒りを呼び起こす原因となるのでご注意ください。
なぜなら、その発言を受けた人が「私を見下している!」と無意識レベル含め勘違いしてしまうからです。
そのため、まず落ち着くのは自分であるこを、心のブレーキを踏むのは自分自身であることを心に留めておいてください。
そして言い訳を言われたときに「・・・ということは、反論ではなく認めた上での発言と受け止めて宜しくでしょうか?」というような言葉で切り返して本質を突いたり、「○○を認めた上でやらない(できない・やらなかった)理由を今わたしに言ってきているという認識でよろしいでしょうか?」というような、発言の意図を問うようなことを伝えてみてください。
また相手がコドモだったらストレートに「言い訳をいうということは、自分の悪さや弱さを認めた証拠だよ!」と言い放っても良いかともしれませんね。
そうすると、相手は心を読まれたこと、見透かされたことに対して動揺します。
その後、追い討ちをかけたいところですが、あまりやり過ぎると(そもそも論理的思考が苦手なので)実力行使(暴力)になる恐れがあるので再度ご注意ください!
そのため、そういう時はまた心のブレーキを掛け「いやぁ、○○○は立派な人だと信じて期待していたのにとても残念で悲しいです。」というような、〝相手を持ち上げつつ〟評価が落ちたことを伝えると相手もヒートダウンしやすくなります。
相手がコドモの場合は「○○くんはお利口さんなのにうまくできなくてママ悲しい」というような言い方でしょうか(笑)
■まとめ
今回は総じて、言い訳を科学してみました。また言い訳が発生した際、その場のイニシアチブ(優位性)を確保するための承認誘導手法をいくつかお伝えしました。
なにより、言い訳が発生した際は正面から付き合わないこと、本質を見抜くことが非常に重要であり、相手を無力化させるためにも、少しぐらい芝居じみた対応をしてみるのも良いかもしれませんね。
これをやり過ぎるとマインドコントロールになるので注意ですけどね(笑)