やるなら徹底的!国旗を使った幼児教育と能力開発方法【子育て科学】
2020/11/18
学力アップはモチベーションという炎を燃やし続けるべし!
私の幼児教育は以前お伝えした「夢中にさせて能力を鍛える」という考えのもと日々知育や能力開発をしてますが、今回はその一つとして〝国旗〟を使った遊びを通じて学力と知能を高める能力開発方法について紹介します。
■きっかけはピクチュアパズルと中古本
先ずパズル好きだった理子さんへ、たまたま買い与えたこのパズルがコトの始まりです。
このパズルに描かれているものと、オリンピックや〝あーすぷらざ〟などの施設で見ていた国旗の記憶が繋がったんでしょうね。
そしてかなりの食い付き具合だったので、様子見を兼ねてこの国旗の絵本を買い与えてみました。
これ、色々な国旗の本がある中迷ったのですが、先ずは色とカタチをロジカルに理解させたかったので古いですがこの本にしました。
例えばこんな感じ。
情報量は少ないですが、普通の国旗羅列の本と違い視覚的に楽しめることが多いです。
こんな意外な事実も・・・。
インドネシアとモナコの違いわかりますか?
■そして狙いは見事的中!
パズルと本の組み合わせにより、理子さんの知りたい欲や覚えたい欲に火が着き、どこへ行っても国旗を見つけたら指をさして国名を叫ぶようになりました。
また図書館でも国旗の本を借りてきて見比べて楽しみましたが、購入した本が2002年のモノだったため、現在(2015年)と比べ国旗が変わってたり増えていたりなど、情報の差異があることが発覚!
例えばリビアとレソト。
今のリビア
レソト
しかしその違いも新たな発見として驚きを与え、より興味と学習効果が高まりました。
■カード系の国旗で楽しむ。
国旗の熱を絶やさない(夢中にさせて能力を鍛える)ために、次は同じく夢中になっているカルタと国旗を組み合わせてみました。
カルタは2歳過ぎて文字が読めるようになってから始めたためルールは問題なく、パズルとローテーションして遊びましたね。
またダイソーで買った国旗カードも大活躍です。
これは単純に54種の国旗絵と裏側に国名などが書いてあり、以下動画のように国旗を見て国名を当てる遊びから始めました。
主要国が多いので当てるだけならパーフェクトですね。
また以下のようなアレンジもしてます。
・国名の方のカードを表にして色を当てる。
・アジアやヨーロッパといった地域を神経衰弱形式で当てる。
・正式名の〝共和国〟や〝王国〟を当てる。
この国旗カードはちょうど家族旅行先で見つけ、毎朝毎晩楽しみました。
■塗り絵で国旗
カード系と同時進行していた遊びが塗り絵。
国旗遊び初期の頃はまだ国名とかを覚えてなかったのと、オリジナルのスゴロクを作る遊びをやっていたので、この遊びに国旗を混ぜました。
マスは私がフリーハンドで長方形を描いて、その中を国旗を自由に書かせるというもの。完成品はこんな感じ。
これにサイコロとコマを用意して止まった国旗を当てたりする遊びですね。
そのほか、ここにあるインターネットで無料でダウンロードできる塗り絵を朝のお勉強に取り入れ、塗り終わったものはハサミで切って飾ったりしてます。
※この塗り絵はこちらでダウンロード可能です。
http://kids-nurie.com/cat109/
■塗り絵+辞書引きでお勉強ごっこ
そして、数重ねて国旗に触れ、国名も色も覚えたので、さらにレベルアップの遊びへ挑戦、
授業形式で先生と生徒役を決め、問題形式で塗り絵お勉強ごっこをすることとしました。
やり方は先ずこのサイトにある全196種類の国旗をプリントアウトします。
※世界の国旗より
http://abysse.co.jp/world/nurie/index.html
そして国旗を一つずつ切り落とし、ワザと国名を切り落とします。
また回答用に同サイトの国旗画像を集めA3の紙2枚に収まるようプリントして、全ての国旗に番号を振りチェックします。
こちら既に遊びを進めており、完了しているモノが蛍光ピンクマーカーでチェックして、いちおう間違ったら蛍光ブルーマーカーでチェックするというルール、パーフェクトを目指してます。
そして、遊びのはじまりは国旗の塗り絵はテーブルの上に並べ〝お店形式〟にして生徒が好きなモノを選びます。
生徒は一枚選んだら席に着いてその国旗塗り絵を完全させ、判らなかったら辞書で引いて色を確認します。
ちなみにこの辞書、国旗があいうえお順に並んでますが、そもそも理子さん国旗を色なしで当ててしまうところが凄い。
カタチ(フォーマット)で覚えて居るのは聴覚優位の現れなのかな?
辞書はこちらです、ご参考までに。
話を戻し、国旗が塗り終わったら先生のところに持って行き「この国旗は何ですか?」と先生が質問したら答えをいうというもの。
答えは国名と地域名、知っていたら首都まで言い、先生は答えの国旗一覧と照らし合わせて色が合っているかなどを確認。
これは理子さんが先生役のときの写真で理子さんが回答と照らしあわしてます。
その後、国旗一覧に振られている番号と国名と地域名を余白に書いて出来上がりです。
■MI理論
① 言語的知能
→文字を書く。辞書を引く。
③ 視覚-空間的知能
→カタチで判断する。色を塗る。
⑥ 人間関係的知能
→先生と生徒の関係での会話。
⑧ 博学的知能
→国旗を知り、国の特徴も知る。
※MI理論についてはこちら■非認知能力
① やり抜く力(グリット)
→全部間違えないで終わらせる。
③ 意欲
→親に頼らず一人で調べて完全させる。
⑦ 好奇心
→知判らないものは調べる。※非認知能力についてはこちら
またこの塗り絵、ロシアやドイツといった三色旗などカタチが同じモノは間違えて同じモノを作ってしまう可能あり。
そのため過去に作ったものを覚えてたり、うまく辞書や絵本をみてダブらないように塗るのも楽しさの一つです。
■スマホで国旗遊び
これまで紹介したパズル・カード・塗り絵の他に、スマホやアプリを使って国旗遊びをしています。
先ず最初に遊んだのは単純な国旗から国名当てクイズで、幼児が遊べるアプリをたくさん楽しみましたが「遊んで学べる国旗クイズ」が良かったですね。
※詳しくはこちら
http://digital-gene.com
また「国旗の図鑑と問題集」というアプリでは国際国旗だけではなく、香港やグアムと行った海外領土や特別区の国旗や、ユネスコや北大西洋条約機構などの機関/共同体の旗まで学習範囲を広げてます。
クリスマス島ってどこに有るんだ・・・
これは国際電気連合機構らしい
これはわかりますか?
※詳しくはこちら(Androidのみ)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.lincarton.worldflag
そして国旗から派生して、パズル+国旗ということで「世界地図パズル」も遊んでます。
このアプリ、タブレット端末とスマホの二台を使い早く完成させる競争もしており、カタチと場所を覚えている理子さんのスピードには全く勝てませんね。
またこのアプリシリーズは日本地図バージョンもあり、この流れで日本地図にも興味を持ちました。
※詳しくはこちら
http://mirai.education
そして、このアプリのおかげで地図と国旗の関係を覚えたので、最近では地球儀を使って国歌とWikipediaを調べられる「地球儀 国旗と国歌(ISO3166-1)」アプリで遊んでます。
これも素晴らしいアプリ、しかも無料なので驚きです。
地球儀を回して地図をクリックすれば国旗と国家のメロディーが出てくるし、地図の切り替えや縮小拡大もできるので当分あきませんね。
※詳しくはこちら
https://m.facebook.com/pages/Heres-TaiwanEarth/499163726790748
あとオマケ的なことですが、理子さんがママのスマホを借りてきて国旗クイズをやったりしてます。
私が国旗画像を送って理子さんが答える。
理子さんはフリック入力できるので時間はかかりますがスマホでコミュニケーションを楽しむこともできてます。
■まとめ
今回の内容、かなり偏った内容だったかと思います。
しかしこの幼児教育手法の国旗を昆虫や星座、漢字やことわざ、アンパンマンのキャラクターや歴史上の人物など、コドモの興味には合わせてアレンジすれば幅が広がります。
何より一緒になってを楽しむことが良い経験となり能力開発に役立つと思います。
子育てを楽しむため、我が子の夢中を磨いてみては如何でしょうか?